2024.6.15

【帯広・十勝の家づくり】高気密高断熱住宅のメリット・デメリットを解説!

 こんにちは、株式会社下浦ハウスです。帯広・十勝で注文住宅をお考えの皆様、北海道の厳しい冬を快適に過ごすためには、住宅の性能が何より大切です。今回は、その鍵となる「高気密高断熱住宅」のメリットとデメリットについて、詳しくご紹介します!

目次
 1. 高気密高断熱住宅とは?
 2. 高気密高断熱住宅の7つのメリット
 3. 高気密高断熱住宅の3つのデメリットと対策
 4. 下浦ハウスのエアサイクル工法:メリットを最大化、デメリットを最小化
 5. まとめ:快適な北海道生活は高気密高断熱から


1. 高気密高断熱住宅とは?

高気密高断熱住宅は、文字通り「気密性」と「断熱性」に優れた住宅のことです。十勝・帯広の厳しい冬を快適に過ごすためには、この2つの性能が欠かせません。

● 高気密:外部との空気の出入りを最小限に抑える
●高断熱:熱の出入りを防ぐ

これらの性能を高めることで、室内の温度を安定させ、エネルギー効率の良い快適な住まいを実現します。


2. 高気密高断熱住宅の7つのメリット

2.1 快適な室内環境

高気密高断熱住宅の最大のメリットは、年間を通じて快適な室内環境を維持できることです。夏は涼しく、冬は暖かい。特に、帯広・十勝の厳しい冬を考えると、この快適性は生活の質を大きく向上させます。
温度むらが少ないため、家中どこにいても快適に過ごせます。寒い冬の朝も、暖かいリビングから寒い寝室に移動する際の温度差のストレスが軽減されます。

2.2 省エネ効果で光熱費を大幅カット

気密性と断熱性が高いため、冷暖房の効きが良く、エネルギーロスが少なくなります。結果として、光熱費の大幅な削減につながります。北海道の長い冬を考えると、この省エネ効果は家計にとって大きな味方になります。
一般的な住宅と比較して、暖房費が30〜50%程度削減できるケースも珍しくありません。10年、20年と長期的に見れば、その差額は非常に大きなものになります。

2.3 結露・カビの抑制

高気密高断熱住宅は、室内の温度差が少なく、結露が発生しにくい環境を作ります。結露が減れば、カビの発生も抑えられます。健康的で清潔な住環境を保つことができます。
特に北海道の冬は、室内外の温度差が大きいため結露が発生しやすい環境です。高気密高断熱によってこの問題を解決できれば、家の寿命を延ばすことにもつながります。

2.4 家族の健康を守る

温度差の少ない住環境は、ヒートショックのリスクを低減します。特に、お年寄りや小さなお子様がいるご家庭では、この点は重要です。また、カビやダニの発生が抑えられることで、アレルギー症状の軽減にも効果があります。

冬場の入浴時や起床時のヒートショックによる危険性が軽減されるため、安心して生活を送ることができます。

2.5 家の寿命を延ばす

結露やカビの発生が抑えられることで、建材の劣化を防ぎます。これにより、家の寿命を延ばすことができます。長く愛着を持って住み続けられる家は、家族の幸せな思い出をたくさん刻んでいけるはずです。

木材や金属部分の腐食を防ぐことで、メンテナンスの頻度や費用も抑えられます。長期的に見れば、家のメンテナンスにかかるコストも削減できるのです。

2.6 静かな室内環境

高気密住宅は外部からの音を遮断する効果も高くなります。交通量の多い道路沿いや、飛行機の騒音が気になるエリアでも、静かな室内環境を確保しやすくなります。
テレワークが増えている昨今、静かな環境で集中して仕事ができることは大きなメリットと言えるでしょう。

2.7 セキュリティの向上

高気密住宅は、隙間が少ないため防犯性能も向上します。侵入者が入りづらい構造になるため、安心感が高まります。


3. 高気密高断熱住宅の3つのデメリットと対策

高気密高断熱住宅には多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。ここでは、主な3つのデメリットとその対策について説明します。


3.1 初期コストが高い

**デメリット**
高気密高断熱住宅は、一般的な住宅よりも建築コストが高くなります。高性能な断熱材や気密材、そして高度な施工技術が必要となるためです。

**対策**
・長期的な視点で考える:光熱費の削減や家の寿命を考えると、長期的にはコスト面でもメリットがあります。
・補助金の活用:省エネ住宅に対する各種補助金制度を利用することで、初期コストを抑えることができます。
・段階的な改修:新築時にすべてを行うのではなく、将来的な改修計画を立てて段階的に進めることも一つの方法です。


3.2 換気に注意が必要

**デメリット**
気密性が高いため、適切な換気が行われないと室内の空気が淀んでしまう可能性があります。CO2濃度が上がったり、湿度が高くなったりする恐れがあります。

**対策**
– 24時間換気システムの導入:常に新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出します。
– 計画的な自然換気:定期的に窓を開けて空気を入れ替えます。
– ハイブリッド換気システムの採用:機械換気と自然換気を組み合わせて、効率的に空気を入れ替えます。


3.3 夏の暑さ対策が必要

**デメリット**
高気密高断熱住宅は、冬の寒さを防ぐ効果は高いですが、逆に夏は熱がこもりやすくなる可能性があります。

**対策**
– 日射遮蔽:庇やルーバー、遮熱カーテンなどを使用して、直射日光を遮ります。
– 通風設計:夏の風向きを考慮した窓の配置で、自然の風を活用します。
– 蓄熱の活用:日中の熱を蓄え、夜間に放出する蓄熱システムを導入します。
– 高効率エアコンの使用:必要に応じて、高効率のエアコンを使用します。


4. 下浦ハウスのエアサイクル工法:メリットを最大化、デメリットを最小化

下浦ハウスでは、高気密高断熱住宅のメリットを最大限に活かしつつ、デメリットを克服する「エアサイクル工法」を採用しています。

エアサイクル工法の特徴

– 外側にも断熱材を設置する付加断熱
– 床下や壁・天井に空気の通りやすい専用部材を使用
– 給気口・排気口の開閉で空気を循環

この工法により、高い断熱性と通気性を両立。結露やカビの発生を防ぎつつ、快適な室内環境を実現します。さらに、自然の力を利用した換気システムにより、エネルギー消費を抑えながら常に新鮮な空気を供給します。

エアサイクル工法は、高気密高断熱住宅の「換気に注意が必要」というデメリットを解消し、さらに「夏の暑さ対策」としても効果を発揮します。年間を通じて快適な室内環境を維持できるため、帯広・十勝の気候に適した、理想的な住まいづくりが可能になります。


5. まとめ:快適な北海道生活は高気密高断熱から

高気密高断熱住宅は、初期コストは高めですが、長期的に見れば快適性と経済性を両立できる賢い選択肢です。特に北海道の厳しい気候下では、その効果は絶大です。

株式会社下浦ハウスでは、お客様一人ひとりのニーズに合わせた、高気密高断熱の注文住宅をご提案しています。さらに、完全自由設計で「Instagramの写真みたいな家」も実現可能です。土地探しから住宅ローンのサポートまで、家づくりのすべてをサポートいたします。帯広・十勝で注文住宅をお考えの方、ぜひ一度ご相談ください。

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