2023.11.28
エアサイクル工法とは?
下浦ハウスはエアサイクル工法で住宅を建築しています。
高温多湿の日本、寒冷地の北海道、日射量の多い十勝にはとても相性のよい住宅です。
エアサイクルはその名前の通り家のまわりを空気が循環する工法です。
空気が循環することでいろいろなメリットがあります。
1.各部屋の温度差が少なくなる
2.内部結露対策ができ、カビの発生を抑えることができる
3.木材の乾燥状態を保てる
4.パッシブソーラーにより暖冷房費の削減ができる
1.各部屋の温度差が少なくなる
空気が循環することで北側のお部屋にも暖かい空気がまわりどの方角でも温度差の少ない住宅になります。
ヒートショック対策にもなりますし湿気の移動が少なくなりますので快適な空間がうまれます。
2.内部結露対策ができ、カビの発生を抑えることができる
窓周辺など表面に見えてくる結露は拭くことで解消できますが、壁の内部に発生する結露は非常にやっかいです。空気循環するエアサイクルだとドライヤー効果で内部結露も対策できます。
これによりカビの発生を抑えられるので健康的な空間となります。
3.木材の乾燥状態を保てる
エアサイクルは木材自体も湿気・結露からまもります。木材は水気・結露にさらされ続けることで腐ることがあり、
大切な建物の強度に影響を及ぼしてしまいます。
空気循環により常に木材に空気がふれることで木材の乾燥状態を維持できます。これにより長寿命な住宅となります。
4.パッシブソーラーにより暖冷房費の削減ができる
冬は閉じたエアサイクル層に太陽熱と地熱を利用した暖かい空気、夏は開放したエアサイクル層に夜間の冷気や床下の涼しい空気が循環することで暖冷房費の削減ができます。
湿気や結露は木材の天敵であり、カビの発生は健康面で様々な負の影響を与えます。また、エネルギー価格の高騰により暖冷房費は家計における重要な要素となっています。
これらを対策できるエアサイクル工法は太陽熱と地熱の自然エネルギーを利用したパッシブソーラーです。高温多湿で各部屋の温度湿度環境をコントロールするこが難しい日本、とても寒くそれによる結露に悩まされる北海道には非常に適した工法です。さらに太陽熱を利用するエアサイクルにおいて日照時間の多い十勝はとても相性が良い工法です。
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